部品いろいろ説明コ−ナ−

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このページでは片野商会社長より、部品・商品に関して説明させていただきます。車は、走る・曲がる・止まるが原則です。 チューニングの計画がある方、すでにしてある方少しでも車に興味のある方へ!一つの部品に対して、沢山のメーカーが負けじと商品を出してきます、一概に このメーカーの「この部品がいい!!」とはいいきれませんので、参考程度にして下されば幸いです。 


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パーツを見極める目を養うのは、なかなか大変なことです。一つの見極める方法を伝授いたしましょう。
基本的にエンジンのパワーアップは、大量の冷えた外気をエンジン内に送り込み、効率よく燃焼させ、いかに排気ガス出すかを考えれば、ぼんやりとではありますが、そのパーツの性能が見えてきます。また、機能美も捨てがたい判断材料です。


1.マフラ− ※触媒

5.タ−ビン

2.エアクリ−ナ−

6.インタ−ク−ラ−

3.プラグ

7.燃料調整

4.CPU

 


1.マフラー(フロントパイプ)とは

 エンジン特性や仕様等によって 排気効率を向上させるものである。
マフラ−には 車検対応品とレ−シングタイプの3種類あります。
車検対応品:熱害.音量試験を合格し 保安基準に適合している事を証明できるマフラ−。
    お巡りさんには、絶対的強さを誇ってます。(JASMA認定:日本自動車スポ−ツマフラ−協会)
保安基準適合品:車検対応マフラーと勘違いしやすいので注意
    お巡りさんにはちょっと力不足
レ−シングタイプ(競技専用):保安基準に適していないマフラ−⇔公道では使用不可(最近は何でもあり?)。
    お巡りさんの顔を見たら小さくなってましょう!

タ−ボ車
 チュ−ニングを進めていく上では、タ−ボ効果をより出すには、メインパイプ系が太ければ太い方がよい。
カタログによっては 太く記してあっても タイコのなかで(見えない所)細く(手をいれれば わかるぞ−)してあったりする事がたまにあるので 要注意!!
しかし 低速.中速域を扱いやすくするには ほどほどがよい。

NA車
 低速.中速域を扱いやすくするには ほどほどがよい、たこ足の威力は侮れない。

※ 触媒
 純正またはスポ−ツ触媒
触媒の代わりに ストレ−ト管を着用させ排気効率UPをさせる最終手段あり。純正触媒は抜けが悪いので交換をお薦めします。(違法改造ですので、車検には通りません!)
純正触媒⇒低速強い:高回転弱い 低速走行向き
スポーツ触媒⇒中速強い:高回転そこそこ強い スポーツ走行向き
ストレート⇒低速弱い:高回転強い 違法改造車向き

 スポ−ツ触媒とは・・・
純正同等の浄化作用を有しながら、排気効率UPをさせる触媒。
スポ−ツ触媒を取り付ける際は 必ず排ガス試験を合格させなければ 公道での使用は不可(排ガス証明できればOK)HKSメタル触媒はニッサン系に斜熱板取り付けることが出来るので黙りでOK
最近は触媒が付いていればOKに近くなってきている。
ストレ−ト管は だだの筒。いくら排ガス試験を受けようと浄化作用がない為 無駄!!  

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2.エアクリ−ナ−とは

外から空気をエンジン内へ送り込む所
メ−カ−では ファンネルの形状を空気がより流れるように開発し
フィルタ−部分もスポンジや紙などがあります。
 エア−クリ−ナ−の 黒くなっているのは 汚れているから交換。フィルタ−部分は、水洗いできます。(メ−カ−によって出来ない所もある)
汚れがひどくなるにつれて、パワ−DOWNの原因になったり、燃調がずれたりします。
メーカーによってかなりの性能の差がありますが、メンテナンスの簡単なものを選択するのもいい選択と思います。
高性能エアクリーナでも、フィルターの手入れをしなければ、ノーマル以下の性能しか出せません。  

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3.プラグとは

 電極消耗やカ−ボン.燃えカス等の付着により 火花が飛びにくく失火の原因となり
始動が悪くなったり燃えカスが加熱され、オ−バ−ヒ−ト(ノッキング)の原因になります。メーカー指定はだいたい100,000-kmで交換ですが、スポーツ走行する方はもっともっと早めの20,000km位で交換しましょう。
特にターボ車は、より強い火花が要求されますので、しっかりしたメーカの良い製品を使用してください。
NGK7番 =デンソー21番と言われますが、使った感じでは、NGK6.5番 =デンソー21番相当では無いかと思います。デンソーの方が、カブリに強いが、プラグの破損も多い。  

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4.CPU
センサー信号をもらって、制御信号を送り出す(ブラックBOX)
燃料調整や点火時期などの情報が 小さい箱の中にびっしり詰まっております。制御は至いろんな制御をしています。
最終的に、車が調子よく走るかどうかを決定する。
CPUチューンは、ROMデータを書き換えることにより、点火時期、燃料噴射量を変更し、エンジンを調子よくしている。
最近ではフルコンを使用し、データの書き換えを簡単にすことによって、よりシビアなセッティングが出来るようになっている。

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5.タ−ビン
加給機装置の王様  デンデン虫とも言う
小さい〜大きい と 種類はいっぱい。
選択するには 車の使用目的をはっきりさせておいた方が絶対イイ!!
ストリート仕様は、一般的に使用するものより、1サイズ小さめが良い。
しかし 大きいタ−ビンを取り付けたからといっても、パワ−が上がる訳でもない。
最大に使いきりたいと思うなら、補記類(パイピングなど)も十分考えなければ 効果は出ない。  

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6.インタ−ク−ラ−
 エンジンへ送る空気を冷やし 充填効率を上げる。
チュ−ニング車にとって 『熱』 は一番の敵
どれだけ空気の流れを良くし、しかも 冷やすか?!!
お薦めは 前置きの”デッカイ”インタ−ク−ラ−。
純正タ−ビン(小さめ)には タ−ビンの容量不足になり、かえってパワ−DOWNすることもあるそうだが、純正置き換えタイプを取り付けるより、はるかにまし。 
インタークラーを交換しても、パワーに変化が無い場合があるが、熱ダレの解消は出来る。
また、点火時期を5度以上進めることが出来、かなりのパワーアップが望める、燃料もかなり絞ることが出来、エンジンの耐久性や燃費にも影響を与える。 

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7.燃料調整
インジェクタ−からの ガソリンの噴射量をCPUや電子部品等で調整する事ができる。
エアクリ−ナ−.フロントパイプ.マフラ−を社外品に取り替えるだけで、最近のエンジンでは、殆どの場合は燃料は薄くなってくる。(薄くなってちょうどいいときもある)
薄いと熱が掛かりノッキングが出やすく、エンジンにダメージを与える。
濃いとダイリューションがひどくなり、シリンダーの早期摩耗・オイルの早期劣化する。
    ダイリューション=エンジンオイルにガソリンが混じる現象。
    朝の暖機運転は必ずしよう。

薄い濃いはA/Fで表現する
A/F⇒空気の重量:燃料の重量

理論空燃比=燃料が綺麗に燃えるときの空気との比=14.5前後

下記は インジェクタ−の容量から 最大馬力を求める方法です。
《タ−ボ車の場合》
インジェクタ−の容量(CC)×○本×60(分)×0.76(比重)
÷260〜280(消費率)=○ps  

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最終更新日 : 2002/07/31

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